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当園の栽培基準(自然栽培)

当園では1973年より自然農法を実施しております。(平成13年より有機認証)

【自然栽培とは

①無農薬、無化学肥料はもちろん、健康に影響のある一切の肥料を使用せず、土の環境や植物の特性によって作物を育てる、有機農法の中で特に安全基準の高い農法です。

 動物糞尿に含まれる残留農薬や発酵時に使用される殺虫剤、海産肥料に含まれる環境汚染物質の心配がないため、デリケートな体質の方やお子様にも安心してお召し上がりいただけます。

 また、化学・動物性に関わらず肥料を多用した農産物に発生しやすいといわれる硝酸態チッソ(発ガン性や新生児への循環器・呼吸器への影響で知られる成分)の含有は、この無肥料の自然栽培の場合は野草並みに低くなります。

自然栽培の野菜は過酷な環境に適応しようと栄養成分を蓄えるため、栄養成分が濃く、味や香りが濃厚でおいしい野菜が育ちます。

③自然栽培は、環境保全を推進する農法です。農薬散布のない自然に順応する農法が普及することで薬品に弱い昆虫や、その捕食者である動物などの生態系が保たれます。

また、化学物質過敏症で、汚染された外の空気を吸うことができず、外出できなくなった人たちの人生の質が飛躍的に向上します。

④一般的に有機栽培は手間と労力がかかる割りに収益性が低いため、農業全体の2%未満とされ、自然栽培の生産者はその中でもごく少数です。肥料を一切使用しない農法のため、収量が一般の農法の3分の1から7割と全く儲からない仕事ですが、「本当に安全でおいしい野菜を作りたい!!食べたい!!」という信念をもって栽培しています。
大切に育てた非常に希少な農産物ですので、大事に食べてくださる人にしかお分けしません。

⑤種の安全にもこだわる農法です。
古来から人体への安全性が認められている固定種や在来種の野菜の種子を基本に生産しています。入手しにくい品種や栽培の難しい時期には交配種のなかでも無農薬の非遺伝子組換え、非雄性不稔など従来の安全な交配手法による種子を使用いたします。

【使用資材について
 草質堆肥(圃場周辺の雑草を刈り取って乾燥・分解させた土)を圃場や苗床に使用することもありますが、これは肥料目的ではなく、土壌の保水改善などのために行います。

 たとえば森林では人間が肥料をやらなくても様々な植物が地表を覆いながら育って実り、多くの生物と共存しますが、畑は作物のために人為的に地表を裸にしてしまうため、露出した土からは水分がどんどん蒸発してしまいます。

 植物の根っこの周りには、実は栄養吸収を助ける微生物や菌類がたくさん棲んでおり、健康な土であれば特に肥料をやらなくても作物は育ちます。土を乾かさず、なるべく自然な微生物の生存環境を保つために、自然栽培の畑では上記のような草質堆肥を用いたり、畑の表面を他の作物や草で覆って保湿することがあります。また、トンネル資材については、化学物質過敏症の方にも影響のない材料を使った被覆資材を使用しております。

【40年以上前から、自然農法をはじめた理由


「喰はねえで死んだ人は、痩せであったど」・・・(白瀬農園の家訓) 

食べるもののない、貧しい戦争時代を生き抜いた祖父・芳一は、
「食べたい・・・、食べたい・・・」と言って亡くなってゆく知人に、何も食べさせてあげられなかったことを生涯悔やんでいたらしく、

「食べたいものを、腹一杯食べさせてやれ。人間は、いつどうなるかわからない。そのとき食べさせてやらなきゃ、一生後悔するぞ」というのが口癖で、父がその言葉を家訓にしました。

 また、祖母はあらゆる病気を経験し薬をたくさん服用した結果、治療以前よりも体を悪くしてしまいました。心臓病の薬を飲むうち腎臓が悪くなり、婦人科が悪くなり、というように薬を飲むほど病気が増えていきました。健康を守るには安全な食だと気付き、無農薬の家庭菜園を始めたことが、当園の自然栽培のきっかけとなっています。


 健康を保つため本当に安全な食べ物は、自ら探し選ばなくては手に入らない時代。平和でありながら、食べ物と健康を置き去りにして文化が進んだ時代。


 白瀬農園は、あなたと大切なご家族にぜひ召し上がっていただきたい本当に安全でおいしい野菜を育てています。